本記事では Python の変数-基礎編について説明します。
プログラミングにおける変数とは、値に名前を付けて再利用可能にしたものです。以下のようにコードを書くと、変数を定義することができます。
x = 1
なぜ変数を定義するのでしょうか?例えば、以下の計算を行うとします。
(3 * 2) + (5 * 100 * 11)
(3 * 2) + (5 * 100 * 11)
(3 * 2 + 5 * 100 * 11) + 50000
これを全てコピーすることは面倒くさいですし、途中で移し間違えてしまう可能性もありそうです。このような場合、以下のように変数定義しましょう。コードの見やすさが上がり、ケアレスミスを減らすことができます。
a = 3 * 2
b = a + 5 * 100 * 11
c = b + 50000
それでは jupyter notebook で実行することで、変数について理解しましょう。jupyter notebook で作成した「training.ipynb」を使用し、解説を行っていきます。こちらの記事を参考にしてください。
「training.ipynb」を開くと、この状態になっていると思います。
コマンドモードの状態で「B」ボタンを押してください。新しいセルが追加されると思います。
セルに以下のコードを打ち込み、「Ctrl」を押しながら、「Enter」を押しましょう。
a = 3 * 2
a
実行すると、以下の出力結果が得られます。
次に b を計算します。コマンドモードになっていることを確認して、「B」を押してセルを挿入しましょう。新しく挿入したセルに以下のコードを打ち込み、「Ctrl」を押しながら、「Enter」を押しましょう。
b = a + 5 * 100 * 11
b
実行すると、以下の出力結果が得られます。
最後に c を計算します。コマンドモードになっていることを確認して、「B」を押してセルを挿入しましょう。新しく挿入したセルに以下のコードを打ち込み、「Ctrl」を押しながら、「Enter」を押しましょう。
c = b + 50000
c
実行すると、以下の出力結果が得られます。
以上でコードの実行は終了です。「Ctrl」ボタンを押しながら「S」をクリックします。ファイルが保存されます。すべてのアプリを閉じてください。
本記事は以上になります。ありがとうございました。