本記事では Python の組み込み関数について解説します。
組み込み関数の定義
組み込み関数とは、プログラミング言語が最初から提供している関数のことです。def やクラスは、私たちが定義して初めて使うことができますが、組み込み関数はプログラミング言語の作成元が def やクラスを提供しているため、私たちがdef やクラスを改めて定義することなく使用することができます。以下はコード例を用いた組み込み関数の説明です。
# 関数を使いたいときにプログラムするべきコード
def some_func(a, b, ・・・):
処理1
・
・
・
return num
a = ●
b = ▲
・
・
・
num = some_func(a, b, ・・・)
# 組み込み関数を使用した場合。実際の組み込み関数である print を基に説明。
# 自分で定義しなくてもコードを実行できる。気になる方は試してみること。
a = 1
b = 2
print(a)
print(b)
def とクラスがわからない方はこちらの記事を参考にしてください。
組み込み関数は、defで定義されているものとクラスで定義されているもの、 2 種類が存在します。分かりやすさの都合上、本記事では、組み込み関数(def 型)と 組み込み関数(class 型)の2 種類の分類に分けて説明します。正式名称ではないので、そこは何卒ご了承ください。
組み込み関数(class 型)
クラスで定義されている組み込み関数です。クラスで定義されている組み込み関数では、インスタンスを生成することで、メソッドを使用することができます。
よく使うクラス型の組み込み関数を 5 つほど紹介します。
list, tuple, dict, range についてはハイパーリンクの記事を参考にしてください。組み込み関数名をクリックすると記事のリンクを開くことができます。
setの説明は後日解説します。
組み込み関数(def型)
defで定義されている組み込み関数です。def で定義されている組み込み関数は、1 つの処理しか行えませんので注意してください。
よく使う def の組み込み関数を 6 つほど紹介します。
- len
- input
- round
- type
- enumerate
print, len, inpit, round, type は以下の記事を参考にしてください。
enumerate は以下の記事を参考にしてください。
最後に
組み込み関数は非常に重要なので、いくつかに分けて記事を書きます。またここで紹介していない組み込み関数もたくさんございます。残りの組み込み関数は使用する都度解説していくつもりではございますが、気になる方は Python 公式サイト(以下のサイト)を閲覧してください。
本記事は以上です。ありがとうございました。